1975年 英国留学
1976年 ロイヤルバレエスクール マリヨン・レイン、リン・ウォーレスに師事
1978年~ 橘バレエ学校、牧阿佐美に師事 牧阿佐美バレヱ団公演に参加 橘バレヱ学校卒業、牧阿佐美バレヱ団入団 ヨーロッパ公演他、各バレエ団公演参加 「NHKバレエの夕べ」白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り人形等ソリストとして活動
1986年 出産を機にバレエの指導に努め牧阿佐美バレヱ団所属各バレエ教室及び橘バレヱ学校教師を経て1986年等々力駅前サンスタジオにバレエクラスを開講
1993年 上野毛駅前にスタジオ移転
2004年 新川崎シティアーツ開講、現在に至る
コロナ禍で3年になり、それぞれ感染対策を模索しての日々を過ごされている事と思います。
昨年10月20日に私の恩師であり新川崎シティアーツのスーパーヴァイザーを務めていただいた牧阿佐美先生が88歳でご逝去されました。私にとって阿佐美先生は、大切なかけがえのない方です。ロイヤルバレエ学校で師事したマリオンレイン先生に東京に行くならMiss MaKIの所に行きなさいと紹介されてからはずっと阿佐美先生が私の先生でした。
先生には踊る技術はもちろんダンサーとしての心がけ、礼儀や立ち振舞い、様々な事柄を教えていただき、舞台を降りてからは教師として橘バレエ学校や各分校の指導に携わる場をいただきました。先生のバレエのビジョンはずっと先をみてのお考えであり何年か経ってあの時のお話はこの事なんだと思える事が多々ありました。今は日本のバレエ界にはなくてはならない方を亡くしてしまったんだと痛感しています。これからは先生と過ごした幸せな思い出を宝物として大切にしながら少しでもその教えを生徒に繋いでいきたいと思います。(2022.4)
バレエクラスには3歳から大人まで、年齢に分かれてクラスがあります。バレエを始める動機はそれぞれですが、続けていくには『好き』という気持ちが大切だと思います。体を動かすのが好き、難しい事に挑戦するのが好き、音楽が好き。
新川崎シティアーツは2004年に開講し、今回で8回目の発表会です。
5月の開催に向け練習を重ね、通し稽古を残すまでにリハーサルを続けていた矢先、COVID -19 Pandemicのためスタジオは休業になりました。
3ヶ月近くの長い休みになり、皆が練習してきた事がゼロになるのではと心配しました。発表会は8月に延期となり、感染予防対策の為、以前のスタイルでの会はできずに色々変更を余儀なくされましたが、スタジオが再開してからは皆が楽しそうにレッスンをする姿に嬉しい気持ちになりました。第1回からベビークラスで参加した生徒達が、今では生徒を引っ張ってくれて頼もしい限りです。中には途中でやめた生徒さんも、発表会のお手伝いを申し出てくれたり、応援しに来てくれたりと嬉しい生徒達です。バレエクラスはバレエが『好き』な方はいつでも歓迎です。(2020.8)